今回ご紹介するのはこちらの本。
自分の強みを見つけ、その強みの特徴やその強みをもっと伸ばすにはどうしたらいいのかのヒントがもらえる一冊です。
この本には、自分の才能が何なのかがわかる「ストレングスファインダー」というwebテストを受験できるアクセスコードが付属されています。
設問に答えることで、34つある資質のうち、自分の強みのもとである上位5つがわかります。
さらに4680円を課金すれば、残りの6~34位までの資質を開示することができます。
本文には34つある資質の特徴、具体例、行動アイデア、その特徴を持つ人との働き方について書かれています。
テストを受検してみたので、結果とよかった点、悪かった点について紹介していきます。
Contents
テスト結果(本のみ)

実際にテストを受検してみました。
結果(上位5つ)

結果は以上の通りでした。
自分で質問に答える中で、結果を導き出しそうな回答をしていたので、そうだよね、というのが正直な感想でした。(かわいくないね、、、)
自分だけの特徴的な資質のレポート
上位5つの特徴について挙げられています。
個別ではなく、その資質が持つ傾向です。
本文にも同じ説明が記載されています。

強みの洞察ガイド
上位5位までの資質の簡潔な説明と、個人の回答に合わせた詳細な考察のレポートがみれます。
これは一人ひとり質問の回答によって、中身が変わっているようなので、読んでいて面白かったです。

テスト結果(課金)
4680円を課金することで34つの資質の全体順位と上位10位までの詳細レポートが見られます。
今やらなかったら、一生やらないだろうな、と好奇心にかられ、課金しました(笑)
・自分の資質の順位レポート
・あなたのクリフトンストレングス34の結果
が見れます。






上位5位の結果は、追加課金なしレポートの内容に、「ポテンシャルを最大に発揮する行動をとる」、「盲点に注意しましょう」のアドバイスが追加されています。
また6位から10位の資質に関しても、「ポテンシャルを最大に発揮する行動をとる」、「盲点に注意しましょう」のアドバイスが記載されています。
また34つの資質を4つの分野に分けた時の能力についても言及されています。
受検してみて
よかった点
強みと弱みを再認識できた
今まで受験や就職試験の面接対策、趣味で自己分析をしてきておおよその自分の強みや弱みは分かっていたのですが、また改めて再認識できました。
ストレングスファインダーというテストでの自己分析は初めてだったので、34つの資質の中からの上位5つの強みを知れたのは他の自己分析をやっていても面白かった点かと思います。
あとは、自分にとって当たり前で、それが強みだと思っていなかったことが強みだと示されたのも面白かったです。
例えば私の場合、学習欲がいちばんの強みですが、自分自身学ぶことが好きで、それが当たり前の人生だったので、改めて強みだったのか〜と認識できてよかったです。
課金すると34つの順番も知ることができ、34つの資質のうち、自分の中であまり出てこない資質(弱み)についても知ることができます。
私の場合、適応性が34番目でしたが、確かに臨機応変に対応するのが苦手でバッチリ当たってました。
弱みを知ることができる点、さらに弱みをどう補うか(本の趣旨とはやや異なるかも知れませんが)を考えるきっかけになる点もよかったポイントかと思います。
行動アイデアのアドバイスが役立つ
本の内容とレポートに記載がある行動アイデアというアドバイスは結構役立ちそうです。
例えば学習欲だと、
「学び方を工夫してみましょう。例えばあなたが誰かに教えることで最も学べるなら、人前で発表する機会を持ちましょう。静かに熟考することで最も学べるなら、静寂の時間を持ちましょう」
と言ったように、強みをよりいかすアドバイスがいくつが記載されておりとても参考になります。
個別レポートが役立つ
本のみでも、課金ありでも、個別レポートはかなり面白いです。
34の資質を順位づけるための質問の回答の仕方によって、似たような結果でもレポートの内容が違ってくるというのがオーダーメイド感があっていいです!
ポテンシャルを最大に発揮する行動をとるがいい
課金しないとレポートでは見れない内容なのですが、これは行動アイデアとだいたいかぶっています。
しかし、行動アイデアにない、アドバイスもあるので、それが課金特典なのかなとおもいます。
盲点に注意しましょうがいい
こちらも課金しないとレポートで見れない内容ですが、強みが弱みにもなるという部分を指摘してくれます。
私の学習欲を例にすると、
あなたは、学ぶ過程が楽しすぎるあまり、成果を重視しないことがあります。知識を習得する過程 が、成果や生産性の妨げにならないよう注意してください。
というようなアドバイスが記載されています。
これはかなり有益かと思います。
悪かった点
自己分析を自分でできる人にとっては「まぁそうか」くらいな感想を持つ可能性がある
自己分析を自分自身でしっかりやっている人にとってはあまりメリットがないかも知れません。
というのも質問の答えた傾向通りに強みが出るので、自己理解のできている人は、そうだよね、という結果が出てしまいます。
ただ、ストレングスファインダーという尺度での結果は純粋に面白いですし、34つという細かさの中から強みを5つ選んでくれるので、今までの自己分析の結果では見つからなかった意外な強みが見つかるかも知れません。
料金が結構かかる
本を買うのに、約2000円、34つの資質すべての結果を見るのに4680円、計7000円近くの料金がかかってしまいます。
細やかな尺度で、レポートの内容が結構丁寧なので、仕方ないのかも知れませんが、やや高いかなという感想です。(好奇心強すぎてポチってしまいましたが、、、)
ただ、受験や就職の面接対策で、必ずと言っていいほど長所と短所が聞かれるこの世の中、一度受ければ、自分の強み、弱みが34つの資質でわかるというのはかなりいいのではないでしょうか。
ひとまず本だけ買って上位5つだけ知るというのも手です。
一回しか受検できない
30分くらいの時間をかけて質問に答えるのですが、理解しにくいものや、回答しにくいもの、20秒の制限時間内に答えの出ないものなども正直ありました。
正確に答えれていないと、それが結果に反映されてしまうので、本当に自分の強みが出ているのか不安な面もあります。
実は見返すと、回答を間違えたからか、自分の強みではないだろうという資質が上位の方にきてしまっていたり、、、
あとは、いろいろな本を読んだ影響を受け、元々の自分の考え方ではなく、理想の考えで回答してしまったり、、、
もう一回やったら結果変わったりするだろうなと思うのですが、このテスト一回しか受けれないんです、、、
そこが少し惜しい点です。
受検する際のアドバイスがあるとすれば、
・時間の余裕を持つこと
・集中できる環境で受検すること
・質問には直感的に答えること
です。
受検をおすすめする人
受験生や就活生
受験や試験の面接では、長所短所がよく聞かれるので、そう言った人たちにとってはかなり活用できる内容かと思います。
長所も短所も5つぐらいずつはわかるので、長所と短所何個聞かれても余裕のよしこです。
なかなか自分で考えて思いつかない強みが見つけられるので自己分析入門にはもってこいではないでしょうか。
自分の強み弱みを知りたい人
試験などがなくても、自己理解を深めるということは、とても大切なことです。
働く上でも自分の強みを知ることで、自分の力を発揮できる場所がわかりますし、逆に弱みについても知ることで、ある程度対策を立てることができます。
自分と向き合う時間だと思って取り組んでみるのもいいのではないでしょうか。
最後に
人には生まれながらに強み、弱みがあるのは当然であり、強みを伸ばし、活躍することで、自分も周りの人も幸せになるというメリットがあります。
考え方は人それぞれかと思いますが、早いうちに自分の強み、弱みを知り、対策をするのは有意義なことなのではないでしょうか?
ぜひ自分の強みや弱みがなんなのか気になった方は、まずは書籍購入で受検できるwebテストから試してみてください!